無駄を出さずに、おいしさを追求。小間きれのカットへのこだわり。

環境問題への取組み

無駄を出さずに、おいしさを追求。
小間きれのカットへのこだわり。

柿安が提供する黒毛和牛を中心とする肉類は、いわゆる祝い事の日に味わってもらうハレの日のお肉だけではありません。むしろ、日常味わってもらいたいお肉こそが日々、お客様と寄り添う大切なコミュニケーションツールと考えております。
これは先代からの教えであり、日常食べてもらった先にこそ、特別な日に食べたいお肉になりえるという考えを守っています。
サーロインやロースなどの部位を切り出す際に必ず出る、お肉をどう美味しく食べてもらうか?そうして行き着いたのがカットの部位や切り方に研究を重ね、独自の手法で生み出す小間きれです。
味わった際に口福を届ける柿安のお肉であるために、さまざまな部位を使う小間きれこそ日々の研究を怠らず邁進してきたのです。

無駄を出さずに、おいしさを追求。小間きれのカットへのこだわり。

例えば、部位ごとに独自のカットを施し、包丁の入れ方やスライス圧を調整し柿安として目指すべき小間きれを完成させます。さらに小間きれは肉のカットに長けたベテランが責任を持ち技術を継承しています。お肉のカットの大前提となるのは、お肉の見極めです。こちらはベテランの技術や考えを動画で撮影するなどし、技術を継承しつつ研修を重ねることでスタッフを育成。さらに毎日少量でもカットした小間きれを試食し、クオリティをチェックする。
こうして独自の見極めとカット、感覚を研ぎ澄ますことで、お肉を決して無駄にしないという、柿安が150年もの間、継承するお肉との向き合い方に繋がっているのです。
それは今の時代でいうところ、フードロスにどう向き合うか、限られた食材をどう有効に活用できるかの考えにとても近いと思うのです。純粋にお値打ちにお肉を届けたいという創業以来の教えは、今の時代に大切にされる食材との向き合い方に直結しています。

今後も食材を活かしきり、お客様へお値打ちを届けるために、日々挑戦を重ね商品を生み出していきます。